こんにちは、rt523mです^^
最近、本屋さんに行ってもYoutubeを見ても投資だ、資産運用だというネタばかり。
そもそも投資信託とか言われても、たーくさんあってよくわかんない。
銀行とか証券会社の窓口で聞いたらなんか騙されそうだし、まずはネットで調べよう。そう思った、皆さんへ。
この記事を読めば、投資信託って何?どうやって選んだらいいの?どんなのが流行っているの?というのがばっちりわかります。
そもそも投資信託とは?
一般社団法人投資信託協会によれば、
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
と書いてあります。
つまり簡単に言えば、皆でお金を出し合って、運用のプロに任せてその成果を勝っても負けても、お金を出した皆さんに返す、ということですね。
会社で皆で宝くじを買って、勝ち負けを分け合う感じですかね!?
でも投資信託の場合は少し違います。それは”株式や債券などに投資・運用する”ということです。
どんな投資信託に投資するかは皆さん一人ひとりが決めます。ものによってリスクが高いものやリターンが大きいものなどさまざまです。
※ ちなみに、こちらの記事では投資信託(投信)≒ファンドとして使ってます。
どうやって選んだらいいの?
投資信託を買うということは投資をするっということです。(当たり前でスミマセン)
では、投資するというのはどういうことでしょう???
みんな目的はそれぞれ違います。
では、「どうやって選んだらよいか?」を考えるには、「なんで投資するの?」という目的をハッキリさせる必要があります。
例えば、こんな理由で投資を始める人っていますよね。
- 1年後に新車を買いたい!
- 3年後に子供が受験するから!
- 老後が不安だから!
- 銀行の預金金利が低すぎるから!
- 親からお金をたくさん相続したから!
あまり良くないケースとしてこんな人いますよね。
- 知人に投資を勧められたから。
- 新聞やニュースで”貯蓄から投資へ”と言っているから。
- 銀行の窓口の優しいお姉さんが”投資した方がお得ですよ”と教えてくれたから。
- Twitterで”絶対勝てる投資”というサロンに入ったから。
つまり目的によって、何に投資するか?(アセットクラス)とか、どんな商品が良いのか(具体的な投資商品)も変わってきます。
投資にはリスク許容度が大切!?
更に、自分はどんな投資をしたいか、というリスク許容度も大きく影響してきます。
自分はどんな投資家か?ということを考えることです。就職活動するときにやる自己分析ってやつですね。
例えば、自分はリスクが怖いか、リターンが好きか、投資資金に余裕があるか、大家族の大黒柱か、などなどです。
それでは皆さん、自己診断がんばって! っというわけにもいかないですよね。
参考までに全国銀行協会が診断テストを作ってくれています。ちょっとやってみてください。
あなたのリスク許容度診断テスト | 速攻10問!あなたのリスク許容度丸わかり! | 一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)
いかがでしたか?
ちなみにrt523mのリスク許容度は68%でした。
バランス運用タイプ:そろそろ積極的な運用をしたいと考え始めている人が多いのではないでしょうか。
金融資産の4割程度までを上限として、投資信託や外貨預金、株式投資などにチャレンジしてみては良いかもしれません。
この全国銀行協会が提供しているツールでは、以下の4タイプに分かれるようです。
タイプ別リスク許容度一覧 ~あなたのタイプは?~ 安全性重視タイプ:預金など、身近で安全な運用法を好むタイプです。 安定成長タイプ:基本的には安全性を好みますが、そろそろお金をふやす方法を考え直したいと考えはじめているタイプです。
バランス運用タイプ:そろそろ積極的な運用をしたいと考えはじめている人が多いのではないでしょうか。 積極運用タイプ:金融の知識もかなり持ち得ているようです。リスクについても恐れずに、リスクの持つ意味も理解している人が多いでしょう。 |
世の中の人がこの4タイプに分かれる!っということではないですよ。
人それぞれライフステージも性格も、バックグラウンドも違います。持っているお金も違います。
他にも銀行とかインターネットとかでもリスク許容度診断とかやっていると思います。
あくまでも一つの参考にして、自分らしい投資スタイルを探す旅を楽しんでください。
もちろん、途中で考えを変えてもOK。むしろそれは自然なことです。^^
これだけは注意! ~信託報酬のコストをバカにするな~
投資信託は皆さんに代わってプロの運用者が投資をしてくれる商品でしたね。
それには当然、コストがかかります。投資信託によってそのコストも様々ですが、意外とこれが運用成果(つまりパフォーマンス)に大きく影響します。
一般的には買ったときに掛かる購入時手数料、投資期間ずっと掛かる運用管理費用(信託報酬)、投信の売却・換金時に掛かる信託財産留保額など。
ん???
それって、買うときも、持っている間も、売るときも全部手数料が掛かるのか?
そうなのです!ずっとかかるのです! (世の中タダのものなんか無い・・・)
だからこそ、その投資信託の運用成果(パフォーマンス)が良くないと、投資していると思ったらどんどん手数料を取られてお金が無くなっちゃいます。
でも心配する必要はありません。
全ての投資信託は法律などによってその手数料率などをちゃんと開示することが求められています。
よって投資家の皆さんはそれを事前に確認すれば、どのくらい取られるのか?などを把握することができます。それから投資するかしないかを決めればいいのです。
さらに、そもそもそんな高い手数料を取っている商品は売れません。
今のご時世、金利も低く、かつインターネットなどで瞬時に情報共有される世の中です。
ちょっとネットで調べればすぐに評判の悪いファンドは見つかります。
購入時手数料 |
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運用管理費用 (信託報酬) |
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信託財産留保額 |
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(出所:投資信託のコスト – 投資信託協会 (toushin.or.jp))
さらに、最近は運用会社、販売会社同士の競争も激しく、ノーロードという販売手数料がゼロの商品もたくさんあります。
また投信を解約する際の信託財産留保額もゼロの商品もあります。
そうなると実質的には保有期間に亘って掛かる信託報酬だけですね。
まずはこの信託報酬が他と比べて高すぎないか、ということから見ていくのが良いでしょう。
投資信託ランキングはこれだ!
それではいくつか、投資信託ラインキングを見ていきましょう。
販売金額ランキング、純資産増加額ランキング、トータルリターンランキング、騰落率ランキングなどいろ~んなランキングがあって、どれを見たらいいの?一番おすすめの投信を教えて!っとか思う人も多いと思います。
答えは簡単です。
自分が何を目的にランキングをみたいのか、を考えれば簡単です。
どれ買ったらいいのかな?
目的に応じて以下のように考えてみてはどうでしょうか?
みんなが買っているはやりの投信はどれ? | 販売額ランキング、買付件数ランキング など |
純資産が大きい方が投資先の分散が効いたり、コスト負担・経費率が抑えられるのでは? | 純資産総額ランキング など |
長期の投資パフォーマンスが良好なファンドは? | 利回りランキング、トータルリターンランキング(5年、10年、設定来) など |
有名な運用会社のファンドが買いたい! | 運用会社別預かり資産残高ランキング など |
販売金額人気ランキング (SBI証券)
それでは、ネット証券大手のSBI証券のウェブサイトで「販売金額人気ランキング」を見てみましょう。
集計期間:2022/12/1~2022/12/30 更新日:2023/1/14
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上位5ファンドのうち4つが海外株式ですね。
そのうち3つがアメリカの株式を対象にしたファンドでした。
純資産増加額(1年)ランキング (大和証券)
次に、大手証券会社の大和証券のウェブサイトで「純資産増加額(1年)ランキング」を見ていきましょう。
基準日:2023年01月13日
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こちらのトップ5ファンドを見ると全てが海外株式ファンドですね。
しかもどれも海外の有名な運用会社による投資信託です。
さらに第一位の”テンバガー・ハンター”っていいですよね。名前だけでやられちゃいそうです。^^
そこはちゃーんとファンドの投資方針や信託報酬など、じっくりチェックすることが大事です。
ちなみに、”テンバガー”というのはten baggerといって、株価が10倍にった銘柄、あるいはなりそうなくらい急成長している銘柄のことを言います。いわゆる、大化け株ってやつです。
純資産増加額(前年比)ランキング (SBI証券)
最後にもう1つ見てみましょう。
こちらはまたSBI証券ですが、うえの大和証券の「純資産増加額(1年)ランキング)」と比較できるように同じ純資産増加額で見てみました。
集計期間:2022/1/13~2023/1/13 更新日:2023/1/13
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なんか大和証券のランキングと全然ちがいますね。
そうなんです、証券会社によってランキングで出てくる投資信託が違います。
ちょっと待ってよ。
さっき、「自分が何を目的にランキングをみたいのか」と言ったじゃない。
同じ目的で検索しても証券会社によって結果が違うならどうしたらいいの?
答えは一つではないので、色々な証券会社やランキングサイトで見てみましょう。
投資は急ぐ必要はありません。ランキングだけで決めるものでもありません。
それぞれの商品パンフレットを見ていると自然の好みが沸いてきたりします。
rt523mおすすめの投資信託はこれ!
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最近は、三菱UFJ国際投信が運用している「eMAXIS Slim ”イーマクシス スリム”」シリーズにはまってます。
なぜか?それは簡単です、基本的に販売手数料が掛からない(いわゆるノーロードってやつです)、解約時の信託財産留保額も掛からない。保有期間に掛かる信託報酬もめっちゃ安いからです。
中でも米国株式市場に投資するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と世界中の株式市場に投資するeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が気に入ってます。
信託報酬はS&P500が0.968%、オール・カントリーが0.1144%と破格です!(2023年1月現在)
あとは、先進国の債券に投資するスタイルのeMAXIS Slim 先進国債券インデックスですかね。こちらの信託報酬は0.154%です。(2023年1月現在)
最近、イーマクシススリム信者かも。^^
でも、10年前、20年前は日本株ファンドとかが人気だったりしました。
これからずーっと、地道に投資はしていきますが、それがずーっとこのeMAXIS Slimシリーズかというと、そう決めているわけではありません。
投資対象(米国株式やオルカン、先進国債券)よりも魅力的な長期投資対象資産が出てきたら、同じアセットクラスでももっとコストが安い投資信託が出てきたら、すぐに乗り換えます。
ETF(上場投資信託)とかについてはまた別の記事で解説したいと思います。
もっとこのシリーズを詳しく知りたいかたはこちらをご覧ください。
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